東京で中華を食らう

東京を中心にガチ中華のお店を食べ歩いて紹介しています

大塚・東京黔大叔 烙鍋酒場で貴州料理を食らう!

こんにちは、阿生です!今回は、大塚に1年ほど前にオープンした気になる貴州料理が食べられるお店に行ってきました。東京でも貴州料理が食べられるお店が少しずつ増えていて嬉しい限りです!

東京黔大叔 烙鍋酒場

なかなか聞き慣れない貴州料理は中国の南西部、貴州省の郷土料理。発酵食品やスパイス、ハーブをたっぷり使った独特の味わいが特徴で辛いもの好きにはたまらない料理がたくさん!東京だと新小岩の貴州火鍋や上野の王さん私家菜などが有名。

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お店はJR大塚駅から歩いてすぐ。ネオンが輝く外観は、中国感あふれる雰囲気で入る前からテンション上がる!烙鍋というのは貴州式鉄鍋料理のことで、元々は鉄鍋料理屋として1年前くらいにオープンしたらしいけれど、今では他の貴州料理も食べられるようになっているとのこと。

店内はテーブル席がメインで、意外と広々。木の温もりを感じる内装で、落ち着いて食事ができる空間。

メニューを見ると、麻婆豆腐や回鍋肉などの定番中華と貴州料理が載っているメニューの2段構え。頼みたかった酸湯魚と辣子雞に加えて、店員さんおすすめの泡椒炒雞蛋(発酵唐辛子の卵炒め)を注文!

最初に運ばれてきたのは、貴州料理の定番、「貴州式辣子鶏」!

ゴロゴロと大きめにカットされた鶏肉が、たっぷりの唐辛子やニンニクと一緒に炒め煮込まれていて、見るからに食欲をそそる!四川式とは違ってラー油に浸かっているのが特徴。

一口食べてみると、意外と辛さは控えめ。もちろん唐辛子のピリッとした辛さはあるんだけど、王さん私家菜で食べたやつよりもするする食べられる。これはご飯が進むやつだ…!(もちろんビールも進む。)

続いては、鮮やかな黄色が食欲をそそる「発酵唐辛子入りの卵炒め」!

ふわっふわの卵に、細かく刻まれた発酵唐辛子がたっぷり!一口食べると、発酵唐辛子の独特の風味と酸味が口の中に広がる。辛さは控えめだけど、この酸味がクセになる!卵の優しい甘みと、発酵唐辛子の酸味、そしてピリッとした辛さが絶妙にマッチして、これもまたご飯が進む!

最後に頼んだのは、お店の名物「酸湯魚」!

通常は火鍋のような鍋で提供されるけれど、今回はボウルに入ったものをチョイス。真っ赤なスープの中には、白身魚と野菜がたっぷり!スープは辛そうに見えるけど発酵させた唐辛子とトマトベースなのでこちらもあまり辛くはない。

 

一口スープを飲むとトマトの爽やかな酸味と、発酵唐辛子の奥深い酸味が一体となって、口の中を駆け巡る!白身魚もふわふわで、スープとの相性抜群。気がついたらスープまで全部飲み干してしまうやつ。スープの奥底に沈んでいる春雨もよい。

 

次はこの店の店名にもなっている貴州式鉄鍋料理の烙鍋も食べてみたい。。

貴州現地レポはこちら。

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【店舗情報】

店名:東京黔大叔 烙鍋酒場
住所:東京都豊島区北大塚

それでは再見~