東京で中華を食らう

東京を中心にガチ中華のお店を食べ歩いて紹介しています

鶯谷・美叙飯店で塩漬けワタリガニを食らう!

こんにちは、阿生です。今回は、鶯谷駅からすぐの場所にある「美叙飯店」に行ってきました。浙江省舟山の料理が食べられるお店です。

美叙飯店

場所は鶯谷駅北口を出て、路地を少し入ったところ。赤い提灯と、年季の入った看板が目印!餃子食べ放題がある鴻福餃子酒場の近くです。

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日本人のお客さんが多い中華料理店なので、入りやすい雰囲気。7時台は一人で食べに来ているお客さんも多かった。

メニューを見ると、ラーメン、チャーハン、焼きそばなど、日本人にも馴染み深い定番の中華料理がずらり。ガチ中華感はないのだけれど、実はこのお店、オーナーさんが中国の浙江省舟山という場所の出身。

 

事前に電話で予約すれば、メニューにはない現地の料理も作ってくれるとのことで今回はそんな裏メニューを中心に攻めてみることに。

まずは「タチウオの唐揚げ」から!

お皿に盛られた、こんがりと揚がったタチウオ。見た目からして美味しそう…!

早速一口…、衣がサックサク。下味がついているから、何もつけずにそのまま食べられる。最初は「あれ?ちょっと味が薄いかな?」と思ったけど、噛めば噛むほど、タチウオの旨味がじわじわと口の中に広がってくる!これは…、食べるほどにハマる味だ!

上海や浙江省あたりでもよく食べられている茹でエビ(白灼虾)。塩水で茹でただけのシンプルなやつ!

まずはそのまま…、エビの甘みがすごくて新鮮なのがよく分かる。添えられている生姜入りの酢醤油につけて食べると、また違った味わいに。さっぱりとして、いくらでも食べられそう!素材の味を活かす浙江省の料理。

続いては、ドーンと立派なワタリガニの塩漬け。今回の看板メニュー。

うわー!これはテンション上がる! 綺麗にカットされていて、食べやすそう! オレンジ色のがたっぷり詰まってる…!

早速、身をほじくり出して、内子と一緒に…、うーん、濃厚! カニの旨味と、内子のコクが口いっぱいに広がる!これは紹興酒が進みます。

おつまみに「乾燥ナツメ」

料理の合間に、お店の方からいただいた。 これ、おつまみに最高なんだよね。ナツメ本来の優しい甘さが、口の中をリフレッシュしてくれる。

予約していた最後の料理は海鮮野菜スープ。浙江省ぽいスープ料理があればぜひお願いしますと伝えたら出てきたやつ。エビ、タチウオ、押し豆腐の肉巻きと菜の花や白菜などのたっぷりの野菜がはいったスープ。優しい味付けで野菜や海鮮の旨味をしっかり感じられる美味しいスープでした!

まだ食べられそうだったので〆は、「ワンタンスープ」をチョイス!

隣のテーブルでワンタンを包んでいるのが見えて、これは絶対美味しいやつだと思い注文。上海っぽい、皮がちゅるんとしたワンタンを想像してたんだけど、出てきたのは、醤油ラーメンのような、日本式のワンタンスープだった。

でも、こういうのもたまには良いですね。醤油味のスープに、たっぷりのワンタン、チャーシュー、メンマ、ネギ、ワカメ。懐かしくてホッとする味。飲んだ後の〆にぴったり!

 

浙江省寧波に行ったときの現地レポ!

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【店舗情報】

場所はこちら!

店名:美叙飯店
住所:東京都台東区根岸
最寄駅:鶯谷

電話番号:0338726270(予約はこちらから)