こんにちは、阿生です。以前、池袋を歩いていたら見かけた牛肉麺のお店がオープンしたということで行ってきました。想像よりもハイクオリティでまた食べに行きたいです。
蘭州陳記牛肉麺
場所は池袋北口から徒歩数分のところでドンキホーテの隣にある。近くにはラブホテルの1階に広東料理の焼き物の店があるヤミーダックやウイグル料理のシープマンがあったり定期的にお店が入れ替わっている印象がある。
蘭州陳記牛肉麺は甘粛省・蘭州発の牛肉麺チェーン店で1985年創業と40年の歴史があるお店。今は中国国内で400店舗を展開しているそうだ。同じ蘭州牛肉麺のお店といえば神保町や新宿にお店がある馬子禄牛肉麺が有名。馬子禄は日本人の方が修行して日本で開いたお店だが、池袋のこちらはフランチャイズ展開のお店だそうだ。
同店舗と併設している2階には无名缘米粉という黒龍江省ハルビン発の米粉(ミーフェン)のお店も入っており、一体経営されているようだった。无名缘米粉は同じくチェーン店で2000店舗以上を展開しているようだ。最近は日本へのチェーン店進出ラッシュがすごいですね。。。
オープン前から中国版インスタグラムのRED(小红书)でも話題になっていたこともあって、6月30日のオープンから多くの中国人が駆けつけている様子。20数席ある店内はほぼ満席で4人席のテーブルに座らされると中国人のおじさん2人と相席になった。彼らも「REDを見て来たんだけどさ〜すごい混んでるね〜」と言っていた。
メニューはQRコードをスキャンして注文するスタイル。現金の手持ちが1000円ほどしかなかったのでシンプルに牛肉麺を注文。のちにPayPayが使えることも判明したので牛肉と卵付きの豪華版にすればよかったかと少し後悔。
麺の細さももちろん選べる。素麺みたいに細い毛細からビャンビャン麺くらい太い大寬まで全9種類!だいたい6番目のニラの葉くらいの韭葉を頼むのだけれど今日はもう少し細いのが良い気分だったので4番の二細にしてみた。気分で麺の太さを変えられるのは嬉しいよね。
職人が手際よく小麦の塊から麺を打っていく。数十秒で細い麺になる様子は何回見ていても飽きない。
待つこと5分ほどで運ばれてきた牛肉麺!注文から出てくるまで早い!
REDを見ているとオープンしたてでオペレーションが安定していないのか麺が出てくるまで30分かかった、みたいな口コミもあって心配していたのだが今日は当たりの日のようだ。このオペレーションの不安定さも中国あるあるよね・・
蘭州牛肉麺は一清二白三紅四緑五黄という特徴があって、まずスープが澄んでいること、(一清)、白い大根(二白)、真っ赤なラー油(三紅)、緑のパクチーや葉ニンニク(四緑)、そして最後に黄色い麺(五黄)。見たところ全てカバーしている、、!
まずスープを一口・・牛骨の出汁がよく出ていて美味しい!日本のよくあるような蘭州牛肉麺のお店だとしょっぱさが勝つことが多いけれどここのはそこまで強くない。麺は若干均一じゃなくて太い麺が混ざっていたけど、細麺を同じ太さで打つのは大変だものねえ。辣油も香りがよくて卓上においてあるやつも追加してしまった。見た目のわりに辛くないのが特徴。スープに浮いたパクチーもアクセントになる。牛肉は少なめだったのでやはり追加トッピングしておくべきだったか・・
現地だとあとからスープを追加してもらえるのだけど、このお店でもOK。後半少し追加してもらってたっぷり飲んでしまった。
想像していたよりも美味しくてびっくり。馬子禄も美味しいけれど、ここのも日本で食べられる牛肉麺の中では美味しいかも!(といいつつ、フランチャイズだと時間が経つと油断してしまうのかガバナンスが効かなくなってしまうのか味が落ちてしまうケースもあるので味のキープに期待です・・)このレベルならまた食べに行きたいですね。
ちなみに2階の米粉店はこんな感じ。
↓美味しい麺料理が食べられるお店!
お店情報
場所はこちら〜
それでは再見~!