こんにちは、阿生です。板橋区は蓮根に河南省の牛肉麺が食べられるお店ができたと聞き早速行ってきました!回族のご夫婦が営む店で、カレー風味の牛肉スープともちもち手打ち麺が美味しかったです!
河南牛肉拉麺
場所は都営三田線蓮根駅から徒歩数分。以前、板橋区に住んでいたのでだけれど蓮根まではなかなかくる機会がなくて初途中下車。
緑の看板がパッと目立つ外観。ラーメン屋さんの居抜きなのかカウンター席とテーブル席がある小さめのお店。
メニュー。メインは強気の河南牛肉麺だけ!サイドメニューには干し豆腐和え、枝豆、羊肉串などが。麺は極細の素麺みたいなつるつる毛細からビャンビャン麺のような平たい大寬麺まで8種類から選べる!板橋区在住の友人と2人だったので三角麺と大寬麺の2種類を注文!
厨房に立っているのがこの店の老板と老板娘のご夫婦で、河南省鄭州出身。店内にハラルマークがあったので聞いてみるとお二人がイスラム教を信仰する回族なので、ハラル認証の食材を使っているとのこと。
河南省といえば羊肉を使った烩面の方がイメージが強かったけど、日本人には牛肉の方が馴染み深いのではないかということで牛肉麺の店にしたんだとか。羊肉を使った料理もバンバン作ってくれていいですよ!!!
注文が入ってから麺を手打ちしてくれるスタイル。生地が数秒でびよ〜んと細長い麺になるのは何度見ても飽きない。
こちらが三角麺の牛肉麺!銀のお椀に入って、銀のトレーにのって出てくるのが現地感をより一層高めている。牛骨ベースにカレー粉が入ったスープはあっさりしていてよき。麺もつるつると喉越しよく食べられる細さでうまい。完全に現地の食堂で食べているような気分になってくる。カレー風味の牛肉麺は今まであまり食べた記憶がないけどなかなか合う。
後からラー油も追加して味変!香りがよくてピリ辛に。
河南省出身の友人に、河南省ではカレー風味の牛肉麺が有名なのか聞いてみたら、1950〜1960年代に紡績の技術労働者が上海から河南省鄭州での紡績業の支援のために多く移住し、その際にカレー粉も上海から持ち込まれたことで現地の牛肉麺にも使われるようになり広まったんだよという答えが返ってきた(諸説あり)。なるほど、なぜ河南省の麺なのにカレー風味なんだと思ったらそういうことなのか!
というわけで日本だと蘭州牛肉麺の店はかなり増えてきましたが、河南省のカレー風味牛肉麺はかなりレアかと思うのでぜひお試しあれ!
お店情報
場所はこちら〜
それでは再見~!