こんにちは、阿生です。引き続き普洱シリーズです。これまでは一人旅であまりたくさん注文できなかったのですが、友人と合流してから食の選択肢が広がり、少数民族系のお店を攻めようということでワ族のお店へ。ロバ肉と発酵筍の炒め物がめちゃくちゃ美味しかったです。
孙柏毛
雲南省にはタイ族やイ族など多くの少数民族が住んでいる。普洱茶を買いに行った卸売市場では入ったお茶屋さん3店舗すべて少数民族の方が経営されている店だった。
せっかくなら少数民族の料理も食べたいよねということで、ワ族の料理が食べられるお店へ。ワ族はカンボジアのクメール系の民族だそうで、中国の西南部から東南アジア北部の山間部に住んでいるそうだ。(Wiki情報)高床式の住居に住んでいるそうで、このレストランも高床を意識しているのか、2階にあがったところにお店があり、高床風になっていた。
お昼に食べた石屏会館でお腹がだいぶ膨れていたので少し軽めにしようということで3品注文。
メニュー。「驴」の文字が目立つ。驴はロバのこと。中国でもロバを食べるところはあるが、どうやらこのあたりでも食べるらしく、ワ族が経営している養ロバ場(?)もあるみたい。ということでロバ料理はマスト!
どれにしようか悩んだが、結局発酵筍とロバ肉の炒め物にした。発酵筍の酸味が効いたさっぱりめの味付け。ここでもミントが入っている。ロバ肉はめちゃくちゃ柔らかくて箸が進む。これはうまい!と友人と唸った。
烂饭というリゾットのような料理。細かくカットされた鶏肉や鶏血、内蔵が入っていてこれも美味しい。おかゆのようなあっさりめの味付けでさらっと食べられる。初めて食べる料理にたくさん出会えて楽しいなぁ。。これはワ族の代表料理の一つだそうだ。
ラストは牛扒呼という料理。店員さんに数量限定だよ〜とおすすめされてなんだかわからなかったが頼んでみた料理。ミントと牛肉のモツがたっぷりはいったスープだった。肉の部分は薬味が入ったピリ辛タレにつけて食べる。これもミントが入っているので、肉だらけだけどさっぱりめの味で食べやすい。こちらもワ族の料理だそうだ。
というわけでこれまで食べたことがなかった料理ばかりをいただき再びお腹を満腹にして帰路についたのでした。
お店情報
場所はこちら。
店名:孙柏佤王宴
住所:云南省普洱市思茅区墨江路与茶苑路交叉口
それでは再見~!