東京で中華を食らう

東京を中心にガチ中華のお店を食べ歩いて紹介しています

阿生中国探店㉞ 香港発!日帰り順徳で魚生を食らう!

こんにちは、阿生です。香港からバスに乗って、広東省は佛山市順徳区までご飯を食べに行ってきました。順徳名物の魚生(川魚の刺し身)や双皮奶(ミルクプリン)が最高でした。双皮奶は次のブログで書きます!

肥光魚生

旺角や油麻地などから広東省の各地行きのバスが出ているので、それに乗って順徳まで直行!

順徳ってどこ?と思う方に説明すると「食在広州、厨出順徳(食は広州にあり、料理人は順徳より出る)」と言われるほど、広東料理の中でも特に美味しい料理が食べられる場所。順徳は広東省佛山市にある区で、香港からはバスでアクセスできる距離にあるのです。

バスに乗って約2時間半で順徳まで到着、まず向かったのは「肥光」というお店。先日、ちょうど順徳に遊びに行っていた友人から教えていただいたお店!

店の中には、小さい生け簀があって中には、ソウギョ(草魚)がウヨウヨ泳いでいた。新鮮さは間違いなし!

魚生ってのは、生の魚を使った料理のこと。順徳の魚生は、淡水魚を薄切りにして、いろんな薬味やタレと一緒に食べるのが特徴。この店では一魚四食というセットメニューがあって、おそらく1匹の魚を魚生、魚の皮のおつまみ、骨まわりの肉の唐揚げ、尻尾まわりの肉を使ったお粥、という4つの料理に仕立てているよう。もちろんこのセットを注文。

さっそく魚生の準備がはじまる。見てください、この薬味の種類の多さ!

  • 生姜
  • 芋頭(タロイモ
  • ピーナッツ
  • ザーサイ
  • ネギ
  • 玉ねぎ
  • 人参
  • 大根
  • レモンの葉
  • ごま
  • 砂糖
  • 漬け唐辛子
  • その他色々!

店員さんが、手際よく魚生と薬味を並べてくれる。

まずは、ピーナッツ油と刺し身をあえて、この薬味を少しずつのせていってあえる。

これは美味しすぎる!薬味によって風味や食感も違っているので自分好みの味を見つけるのが、魚生の醍醐味。特にレモンの葉の香りがよくて、くせになる。香港では食べられないので、わざわざ広東省まで食べに来たくなるお味です。

もちろん、ビールも忘れちゃだめですよねえ。ということで広東省なのにめずらしく置いてあった北京の燕京啤酒といっしょに飲んだ。魚生との相性バッチリ!

魚の皮のおつまみ。コリコリした食感、ビールが進む!

さらに、骨近くの部位をつかった唐揚げも!サクサクで、塩加減が絶妙。骨が多いので食べるところはそんなに多くないけど、、

これも順徳名物、「炸牛奶(揚げミルク)」!春巻きみたいな見た目だけど、中にはトロットロの牛乳!外はカリカリ、中はトロトロ…不思議な食感。

〆は、魚入りのお粥!あっさり味で、食後後にピッタリ。

魚生のセットを頼んだら唐揚げ、おかゆ、魚の皮のおつまみまで出てきて大満足。そしてお会計も一人100元(約2,000円)とリーズナブルでございました。

香港から日帰りでも行けるので、ぜひ足を伸ばしてみてください。

chuka.tokyo

chuka.tokyo

【店舗情報】

  • 店名:肥光魚生
  • 場所:连源二路五街3号