東京で中華を食らう

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ひばりヶ丘に新オープン!西北高家でビャンビャン麺を食らう!

こんにちは、阿生です。西武池袋線ひばりヶ丘駅前にビャンビャン麺のお店ができたと聞き、行ってきました!日本人率が高くて少しずつビャンビャン麺が広がってきたことを感じました。

西北高家

場所はひばりヶ丘駅から歩いて数分の踏切沿い。駅の周りを軽く歩いてもガチ中華系の店は見当たらず、こんな場所にもビャンビャン麺の店ができたのかと嬉しくなる。西北高家高田馬場、笹塚、亀戸にもお店があるチェーン店で、その名の通り店で手打ちするビャンビャン麺が看板メニューだ。

chuka.tokyo

ひばりヶ丘店はラーメン屋の居抜きなのか小さめの厨房にカウンター席だけの小さめのつくりだった。ビャンビャン麺は最近だとファミマの冷凍食品として売られていたりカップ麺が発売されたり、カルディでも乾麺タイプのものが売られたりしており認知度が高まってきている。高田馬場店に行ったときはお店にくるお客さんの大半が中国人だったのに、ひばりヶ丘店は見渡す限り日本人ばかり。あまり中国人が多くないという土地柄もあるのだろうが、日本人客だけで満席になるほどの人気ぶりにびっくりしてしまった。

メニューはこちら。厨房が狭いからかビャンビャン麺系を中心に羊肉串や肉夾饃(西安スタイルのバーガー)なども少しおいてあるくらいのシンプルな品揃え。興味深いのが、看板メニューが通常の油潑麺でなく揚げ鶏がのった香鶏油潑麺や牛肉がのった牛肉油潑麺になっていたことだ。油潑麺が食べられている陝西省ではメジャーではなさそうなアレンジメニューだろうか。おそらく日本人客にウケるように改良しているのだろう。辛くない麻婆豆腐やキャベツ入り回鍋肉が広まっていったのと同様に日本人に馴染みやすいビャンビャン麺が作られていっているのは歴史的瞬間なのかもしれない。

 

ということで、今回は日本人向けビャンビャン麺を注文してみることに。

まずは青島ビールで乾杯。仕事終わりの青島、染みますね。

つまみには羊肉串。ここの串はけっこうボリューミーで食べ応えがある。

かるくつまんでいる間に厨房では麺をびゃんびゃんと叩いて伸ばしている様子が見られる。厨房が狭いので店内に響き渡る「びゃんびゃん!」という音がより。麺を打つのを見られるのってなかなかないのでお客さん的にも嬉しいのかも。

そして来ました!香鶏油潑麺!でっかい揚げ鶏がのったビャンビャン麺。キャベツ、ピーナッツ、パクチーなども入っているので、味が絡むようによくかき混ぜる。

と、こんな感じに。幅広のベルト麺でもっちりした食感。辛さは控えめでお酢の酸味も少し感じられる。そして揚げ鶏も麺と合う。角煮が入ったビャンビャン麺はあるので、他のお肉を入れてもまぁそりゃ美味しくなりますよね。

こちらはもう1つ頼んだ孜然羊肉ビャンビャン麺!ビャンビャン麺を食べに来るとだいたいいつも王道な油潑麺を頼んでしまうのだけれど、たまにはこういう炒め麺もいいかなということで試してみた。クミンが効いた羊肉がたっぷり入っていてガツンとくる味付け。麺は油潑麺よりも少し細いくらい。こちらも同じく陝西省ではあまりメジャーではない気がするけど、羊肉が好きな日本人はハマってしまうような中毒性ある味付けだった。

 

というわけで日本人にとっても受け入れやすいように少しアレンジされているビャンビャン麺でしたが、こういうお店をきっかけにもっとガチ中華が広まってくれると嬉しいですね!

高田馬場店の様子をYouTubeでも撮影したのでぜひ御覧ください!

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↓系列店のレポです。

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お店情報

場所はこちら〜

 

それでは再見~!