東京で中華を食らう

東京で中華を食べたりするブログ

御徒町・王さん私家菜で貴州料理を食らう!

こんにちは。東京で中華を食べる人です。定期的に中華やらルーマニア料理を食べる食友と中華を食べに行ってきました。いくつかあった候補のうちから選んだのは貴州料理。御徒町にある一見普通の中華料理屋で裏メニュー的に貴州料理が食べられると聞き、訪問してみることに。

王さん私家菜

場所は御徒町駅から徒歩1分くらい。アメ横から一本隣の通りに入ったところだ。

同じ通りには羊肉料理が美味しい羊貴妃 羊湯館麻辣燙、焼き小籠包が食べられるお店が並ぶ。(このお店も認知はしていたが、きっと町中華っぽいお店だろうなぁとスルーしていた。町中華も掘ると新たな発見が見つかりそうだ。)

店内は日本人も入りやすい中国人経営の中華料理屋という感じ。メニューの冊子は写真を撮るのを忘れてしまったが、小籠包や、焼き餃子、炒飯など日本人が好きそうなメニューが並んでいた。

お目当ての貴州料理は壁に貼ってある。ここからいくつか頼むことに。

貴州料理を食べるのは、上海留学中に酒徒さんに連れられ、南京東路の貴州料理レストランぶり依頼5年ぶり2度目だ。いつか貴州にも行ってみたいと思いながらこんな状況に。。泣

まず来たのは腊肉炒折耳根(干し肉とドクダミの根炒め)!ドクダミのクセのある味わいと干し肉の旨みがたまらない。

次は酸豆角肉末(ササゲの漬け物と挽肉の炒め物)!見た目は地味だが、発酵したササゲの酸味と挽肉の相性抜群でご飯の上にかけて食べたいし、ビールのアテにして食べたくもなるやつ。

次は洋芋泥(芋餅)!これは壁のメニューにも載っていなくて、店員さんに聞いたらこんな料理もあるよ〜というので頼んでみた料理。貴州の街中の屋台で売ってる小吃(軽食)の一つらしく、店員さんが小さい頃に食べていた懐かしの食べ物なんだとか。すりつぶしたじゃがいものしっとりした食感が美味しい。

メインは酸湯牛肉!牛肉、春雨がたっぷり入っている酸っぱいスープ。木姜油という山胡椒油が使われていて、レモングラスのようなさわやかな香りがする。酸っぱいのは発酵成分からきていて、お酢は使っていないんだよ!と店員さんが教えてくれた。貴州人は酸っぱい料理が好きらしい。

まだ食べれる!ということで追加で頼んだのは梅菜扣肉。(梅菜の豚バラ蒸し)これは南の方でよく見かける料理。豚バラの下にはたっぷりの梅菜(高菜のような漬け物)が敷かれている。豚バラは茹でて揚げてから、蒸されていてほろほろ。日本人にも食べやすい味つけ。

最後はデザートで湯圓!軽めのスイーツ感覚で頼んだらラーメンどんぶりに入った大量の湯圓が出てきて笑った。気合いで食べた。

というわけで日本人中華っぽいお店で貴州料理を食べてきたのでした。新しいお店だけじゃなくて、裏メニューガチ中華ぽいところも発見していきたいなぁ〜。そしていつか貴州に食べにいきたい。

お店情報

場所はこちら〜

それでは再見~