東京で中華を食らう

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大久保・蘇園餛飩で蘇式麺と5色ワンタンを食らう!

こんにちは、阿生です。大久保にある蘇州料理が食べられる蘇園餛飩に久しぶりに行ってきました!オーナーが昨年、蘇州の有名な蘇式麺の店で修行したという麺がアップデートされていて良かったです。

蘇園餛飩

場所は大久保駅から徒歩3分ほど。店に行くまでに煎餅果子の店やらタピオカ系の店やらマーラータンやら小規模の店がたくさん目に入って面白い。新大久保駅は韓国系の店が多いけど、大久保側は中華、ネパール、ベトナムなどなど多国籍な感じで面白いんですよね。

お店の外観。看板と木造の扉は蘇州の水郷地域のお店にありそうな江南スタイル。

店内もガチ中華の店によくあるような派手な感じではなく、落ち着いたカフェのような雰囲気。オーナーの李さんはもともと所沢でカフェを経営しているのでその影響もあるのかしら。

メニュー。食べたかったのは蘇州名物「陽春麺」!蘇州麺や蘇式麺と呼ばれている麺料理で、紅湯と呼ばれる醤油ベースのスープと白湯という塩ベースの2種類が一般的。

 

この日は李さんが朝から紅湯に使われる燻製魚の仕込みをしたというので、紅湯の麺を注文!あとは定番のワンタンも!

こちらが運ばれてきた紅湯の蘇式麺!見てください、この輝かしいスープと麺の盛り付けを。李さんは昨年、蘇州の蘇式麺の有名店で修行させてもらったようで、スープの作り方から麺の選定までを一新しており、より現地に近い味になったとのこと。一口食べると醤油ベースの優しい味わいがふわっと口に広がる。麺は製麺所に特注でオーダーしており、一般的なラーメンなどの麺よりもかなり細いしあがり。芯を少し残すようで茹で時間は30秒だ。

後半はトッピングの高菜や燻製魚を入れて味変。高菜の塩気や燻製魚のコクが出てさらに味に深みが出る。他にも色々トッピングできるのも嬉しい。

こちらは店名にもなっているワンタン!白、ピンク、黄色、オレンジ、緑とカラフルな5色のバリエーション。複数注文が入ったときでもひと目で分かるように色を分けることにしたんだとか。キムチやコーンなど蘇州では食べられない日本式アレンジのワンタンも。中身がずっしり入っていて食べごたえがあるのが蘇州のワンタンの特徴なんだそう。白のナズナ入りのやつがお気に入りでした。ちゅるりと薄い皮も蘇州とか上海のワンタンぽくて好き!

 

というわけで久しぶりに訪問した蘇園餛飩で美味しい蘇式麺とワンタンを食べられて大満足なのでした!ここは中華菓子もあって、事前予約すると中国茶と一緒に食べられたりもするので、カフェ利用もおすすめです。

chuka.tokyo

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お店情報

場所はこちら〜

それでは再見~