東京で中華を食らう

東京で中華を食べたりするブログ

入谷・龍艶閣で江西料理を食らう!

こんにちは、東京で中華を食べる人です。上野から1駅の入谷駅近くに江西省の料理を出す店があると聞き、行ってきました。江西省には行ったことがなく初めて食べる料理も多かったですが、素材の味を生かした料理が多く美味しかったです!

龍艶閣

場所は東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩数分。JRの鶯谷駅からも10分ちょっとで歩いて行ける。住宅街を抜けた一葉桜・光月通り沿い。

見た目は中国人が日本人向けに経営していそうな中華料理店だが、店名の横には「江西料理」の文字が。

一階は30席くらいしかなかったけど、ホットペッパーには90席とあったのでもしかしたら2階席があるのかもしれない。店内にいたのはほとんどが日本人で、地元の日本人が食べに行く中華料理屋のような雰囲気。

メニューもおつまみからメイン料理、主食まで日本人にも馴染みがありそうな料理ばかり。

そんなメニューに加えて1枚ペラの中国語しか書かれていない白い紙が江西料理のメニューだ。写真もないし日本語訳もないので中国語が読めないと見向きもされなそう。。

席の予約をする時に江西料理を頼めるか聞いたところ、スープは長時間煮込む必要があるので予約必須、他もいくつかのメニューは調理に時間がかかるので予約がベターと言われた。江西料理は食べたことがなかったけど、今までの経験とメニューの字面から美味そうな料理をいくつか事前予約した。

まずは予約しておいたスープから!こちらは老母雞湯に紅棗(ナツメ)が入ったスープ。鶏のダシとナツメの甘さが程よくて美味しい。江西でも結構スープを飲むんだそう。

粉蒸豬肉。豚肉に米粉をまぶして蒸した料理。米粉をまとっているので蒸した時に豚肉の旨みが逃げ出さないのだ。みっちりとたっぷり入った豚肉が美味しい。

冬季限定の紅燒帶皮羊肉!皮付き羊肉をじゃがいもと一緒に煮込んだやつ。八角花椒、大蒜などのスパイスと一緒に煮込まれた羊肉はほろほろ!白飯もお酒も進む料理だ。

豆鼓燒魚!豆豉や大蒜、唐辛子と一緒に素揚げした鯛を煮込んだ料理!豆豉の香りが良い。紹興酒が飲みたくなってボトルで頼んでしまった。

家鄉豆腐!調べてみると湖南省でよく食べられている家庭料理。厚揚げ豆腐のような揚げた豆腐をたけのこやにんじんなどの野菜と豚肉と一緒に炒めたやつだ。とろみがついた茶色い見た目通り醤油ベースの味付けで全然辛くなくて、万人受けする味だった。

最後、シメに頼んだのは名物、南昌拌粉!南昌式和えビーフン!刻んだ唐辛子ペーストがたっぷりのっているので、よくかき混ぜて食べる!ピーナッツと醤油ベースのタレと唐辛子ペーストがぷりぷりとしたビーフンと絡まってめちゃくちゃ美味い。こんなのが食べられる店があるならよく通ってしまいそうだなぁ〜。入谷近くに住んでいる友人が羨ましい。

というわけで初めて食べた江西料理、見た目は地味な料理が多かったけどどれも美味しかったのでまた来ようと思います。

友人のヤンチャンが書いた「中国大陸大全」でも江西省が紹介されているのでぜひ読んでみてください!

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お店情報

場所はこちら〜

それでは再見~!