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池袋に新オープン!老綏元で内モンゴル料理を食らう!

こんにちは、阿生です。池袋に3月末にオープンした内モンゴル発のチェーン店、老綏元(lǎo suí yuán)に行ってきました!看板メニューの羊肉焼売、手掴み羊肉が美味しかったです!

老綏元(ろうきえん)

場所は池袋東口新疆味道蜀魚記などが入るビルの8階。以前は石灰石焼鶏公という四川料理の店が入っていたのだが、いつの間にかクローズ。そしてその後にこの店が入ったようだ。1921年創業と100年以上の歴史を持つ店のよう。

老綏元という店は中国・内モンゴル自治区発のチェーン店で羊肉焼売をウリにしているお店。調べてみると中国国内で140店舗以上を展開しており、池袋店が初の海外出店のようだ。中国の検索エンジン百度で検索してみると、2024年12月に老綏元と日本の内モンゴル商会が共同で日本の展開に向けて動いていくという記事が出ており、昨年から日本進出に向けて動いていたとのこと。

店内は内モンゴルのゲルを意識したような造りになっていて店に入った瞬間から異国感。高田馬場の內蒙人家や御徒町に以前あった一笹焼売など内モンゴル人が経営する店は東京にもいくつかあるが、いずれもこじんまりとした小さなお店なことが多かったので、こんなに大規模な店は初めてみた!

メニューは冊子のものとQRコードから頼むものがあった。焼売や羊の脚の丸焼きなどいろんな羊肉のメニューが。西安で昔食べたことがある冰煮羊もあった。これは日本で初めてあるのを確認!店員さんに聞いてみると中国の老綏元よりもメニューが多いらしい。独自メニューもあるというわけか。

まずは塩が入った甘くないしょっぱいミルクティー。初めて飲んだときはなんだこれ!となるけどだんだんクセになってくるんだよねえ。

奶皮沙拉(サラダ)。奶皮という羊や牛のミルクを煮詰めるとできる薄皮が入ったサラダ。チーズのような濃厚な味わいでサクサクしていて、生野菜と合う。小さく砕いてよく混ぜて食べます。

手把羊肉(手掴み羊肉)!塩ゆでしただけのシンプルな羊肉。緑の薬味は韭菜花酱(ニラの花の塩漬けソース)火鍋などのつけダレにも使われるソースで、ニラの香りが羊肉とよく合ってどんどん羊を食べる手が進んでいく。

そして来ました!看板メニューの焼売。薄皮で羊肉とネギのシンプルな餡が特徴的な焼売。ワシワシの薄皮なのが内モンゴルっぽい。餡はとってもジューシーで一口噛むと肉汁がじゅわーっと溢れ出してくる。時間が経つと皮が蒸籠にくっついてしまうので運ばれてきたらすぐに食べよう。

たまらず青島ビール!ぷは!

馬頭琴での生演奏も!盛り上がるとかなりガヤガヤとします。。

こちらは冷菜の涼拌莜面。莜麦という麦で作った麺の冷菜。蕎麦のように少し黒みがあって味も蕎麦のような風味が。トマトやパクチー、きゅうりともよく合う。こういうレアな料理が食べられるようになるのは嬉しいですねえ。

こちらは大蒜捣羊头。羊の頭に大量のにんにくや香辛料を加えて煮込んだ料理。よく見ると羊の角を切り取った跡も見える。にんにくのパンチが効いた味付けで、頭の周りの少し食感が違う肉や、タン、脳みそまでいろんな部位を食べられるのだ。

内モンゴルの甘くないヨーグルトを使ったサワー。羊の匂いが洗い流してくれるようなさっぱり感。

最後に頼んだのは肚包肉。羊の胃袋にミンチ肉を包んで煮込んだ料理。胃袋を肉まんの皮のようにして包んだ料理はなかなかインパクトがあって、胃袋のキュっとした食感とミンチ肉のバランスがよい。こちらもシンプルな素材の味を楽しむ料理で韭菜花酱を付けて食べるとニラの香りがふわっと香ってきて美味しい!

 

というわけで久しぶりの内モンゴル料理の店で羊肉を中心に色々と食べまくり満喫しました。今回食べられなかった料理もたくさんあるのでまたリベンジしたい!ちなみに早速2店舗目の展開も検討しているようで、日本でもチェーン展開していく可能性もありそうです。

 

↓都内の内モンゴル料理のお店

chuka.tokyo

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お店情報

場所はこちら。

tabelog.com

それでは再見~