こんにちは、東京で中華を食べる人です。火鍋激戦区上野にまた新たな火鍋屋がオープンしたと聞き行って来ました。麻辣一色のガチ重慶火鍋を久しぶりに食べられて大満足でした。
玖玖老火鍋(jiujiulaohuoguo)
場所は上野御徒町と湯島の間くらい。こちらがお店の外観。重慶は焼き鳥屋さんの2階にある。以前紹介した羊肉の串焼きが美味しい羊不同烤小串のすぐ近く。
店内は6〜7テーブルくらいしかない火鍋屋にしては小さなお店。最近、中国版Instagramの小紅書でこのお店がガチ重慶火鍋が食べられるお店と話題になっていて、1ヶ月先くらいまで予約が取れなかったそうだ。今回はYoutuberのヤンチャンの友達がたまたま予約が取れたらしく誘ってもらった!
重慶についてはヤンチャンが中国の各省について紹介している本でも載っているのでぜひご覧あれ!
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ちなみにオーナーは2001年生まれでまだ21歳らしい。若い。若すぎる。小紅書には「東京の大学生が火鍋屋を作る」みたいなアカウントがあって、以前から気になっていたんだけどいつの間にかオープンしていつの間にか人気店になっていた。
こちらがメニュー。全編中国語で日本語ゼロ。もはや日本人客は見込んでいないのだろう。
耙耙系列は醤油やスパイスなどで煮込んだ牛肉や豚足など。「耙ba」は四川や重慶だと「柔らかい」という意味で使われているらしく、よく煮込んで柔らかくなった食べ物を指して「耙耙系列」としているよう。
その隣の玖玖特供はこのお店の特別メニューでパクチー牛肉団子やスペアリブ、千切りじゃがいもなど。1番右の渝味鍋底で火鍋の種類を選ぶ。渝は重慶を表す漢字。玖宫格は麻辣火鍋を鉄板で9つに分けた重慶スタイルの火鍋。(本来は九宫格という漢字を使うが九とこの店の名前である玖の発音がjiuで同じなので玖宫格になっている。)他にも麻辣とキノコスープやトマトスープとの鴛鴦鍋(2色鍋)もあった。
経典荤菜はセンマイや牛肉、海老団子、などの火鍋の定番肉系メニュー。荤菜(huncai)は肉や魚を使った料理をいう意味だ。その隣の経典素菜は定番の野菜メニュー。
重慶人、四川人しかいないのでもちろん麻辣1色の玖宫格(九宫格)!注文は友人にお任せして運ばれてきたやつをパシャパシャと写真に収めていく。
牛肉、千层肚(センマイ)、土豆丝(千切りじゃがいも)
冻豆腐(高野豆腐)
毛肚(センマイ)
タレを調合。重慶スタイルはごま油とネギ、パクチーのシンプルなタレ。
ぐつぐつしてきていい感じ。白湯に逃げられない戦いが始まる。重慶で食べた時と同じくらいの辛さ。スープに香りや深みがあって、四川、重慶人の友人も現地レベルだと頷いていた。ちなみに9つに分かれているのは投入した具材が行方不明にならないようにらしい。たしかに鍋食べてるときって底に沈んで見失ってしまうことよくありますよね。
さらに頼んだ鶏脚。そのままでも食べられるし、鍋に入れて温めてから食べてもよし。
こちらは初めて食べた苕皮(shaopi)。さつまいものでん粉でできているもちもちとした食感が特徴なお餅のような食べ物。これもそのまま食べても美味しいし、火鍋に入れてしゃぶしゃぶしてから食べてもいい。
白身魚もうまい。
最後は炒飯でシメた。薄めの味付けで少なめなので火鍋後に食べるのにちょうどよかった。
今回は頼まなかったけど、ココナッツで作ったフローズンアイスのドリンクも美味しいみたいなので次回はチャレンジしてみたい!
10月まではWeChatからの予約しか受け付けてなかったけど11月からはウェブからも予約できるようになったみたいなのでぜひお試しあれ!
お店情報
場所はこちら〜
予約はこちらから〜
https://www.tablecheck.com/shops/99oldhotpot/reserve
それでは再見~!