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阿生香港探店④ 一番通った潮樂園のガチョウ滷水定食!

こんにちは、阿生です。香港から帰国して、もう3か月。日本で香港気分を味わったり、本格的な中華料理を探したりするのも楽しいですが、やっぱり香港で毎日食べていた料理は忘れられません。あの活気あふれる屋台、食欲をそそる香り、そして口の中に広がる現地の味...。ああ、恋しい!ということで、記憶が薄れないうちに、香港グルメ紀行、スタートです!

潮樂園

香港島の北角(ノースポイント)にある潮州料理のお店、潮樂園。潮州料理って?と思った方のために説明すると、中国広東省の潮州地方の郷土料理のことで、新鮮な牛肉を使った火鍋や、ガチョウやダックなどの滷水(スパイス醤油煮込)が有名。

 

潮樂園は、家から近かったということもあり、平日のランチや友人が来た時のディナーなど、一番通ったお店かもしれない。実家よりも安心する味とでも言えそうな頻度で食べに行っていた。

看板メニューのガチョウの滷水は、一口食べたら最後、もう箸が止まらない!八角、シナモン、クローブなどのスパイスが織りなす魅惑の香りが、食欲を刺激する。魔法のスパイスがかかったような、一口食べたら止まらない美味しさだ。ガチョウの旨味がじっくり染み込んだ滷水は、とろけるような柔らかさで、口の中でほろほろと崩れていく。ガチョウの腸や豚の大腸、腎臓、アヒルなど、その日の気分で選べる具材も、楽しみの一つだった。2品盛り、3品盛り…、色々試したが、白ご飯との相性が抜群!たっぷり盛られた滷水を片手にこんもり盛られた白米を頬張る時間は、まさに至福のひとときだ。

昼はしっかりご飯のおかずになるが、夜に来るとキンキンに冷えたビールと相性抜群で、もう箸が止まらない!ついつい飲みすぎてしまう。ぜひ、みんなでワイワイ盛り合わせを頼みたいところだが、量が多くてすぐにお腹いっぱいになるので4人くらいは集めたいところだ。

滷水の盛り合わせ

蠔餅(牡蠣チヂミ)

潮州名物の蠔餅(牡蠣のかき揚げ)は、カリッとした衣の中に、牡蠣の旨味がギュッと凝縮されている。一口食べると、牡蠣の香りが口いっぱいに広がり、思わず「美味しい!」と声が出てしまうほど。外はカリカリ、中はアツアツジューシーで、一口食べたら止まらないおいしさだ。ビールとの相性も抜群で、ついつい飲みすぎてしまう、魅惑の一品だ。

 

蠔仔肉碎粥(牡蠣のお粥)

牡蠣のお粥は、牡蠣の風味が染み込んだ優しい味わいで、疲れた体に染み渡る。香港の喧騒を忘れて、ホッと一息つける、そんな優しい味わいが魅力だ。牡蠣の旨味が溶け込んだお粥は、一口飲むたびに、体の中からじんわりと温まっていく。

 

アサリの魚露(魚の塩漬けエキス)漬け:プリプリ食感と潮の香り、ビールが止まらない!

アサリを魚露、ニンニク、生姜、唐辛子などを混ぜ合わせて作ったタレで漬けた一品。

アサリのプリプリの食感とスパイシーな香りがたまらない一品。噛めば噛むほど、旨味が口いっぱいに広がり、まるで海辺にいるかのような気分にさせてくれる。ビールとの相性も抜群で、ついつい飲みすぎてしまう最高の一品でした

次、また香港に行ったらまっさきに食べに行かなくては。

お店情報

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