東京で中華を食らう

東京で中華を食べたりするブログ

人形町・大申で北京料理を食らう!

こんにちは、東京で中華を食べる人です。人形町にガチ北京料理が食べられるお店があると聞き、北京に留学していた後輩と行ってきました。北京スタイルのモツ煮やラム肉の煮込みなど美味しい料理ばかりで白酒が進みました!(2022年9月訪問)

大申(だいしん)

場所は人形町駅から徒歩数分。ちょうど台風が来ていた時期だったので豪雨の中、店まで向かった。

ずぶ濡れになりながらも外観はしっかりとパシャり。

元々は日式中華料理の店だったみたいだけど、最近北京料理を出すようになったそうだ。オーナーの孟航さんは元々北海道で中華料理店を経営していたようで、店内のテレビには過去に北海道で取材された時の映像が流れていた。

店内は一階席にカウンター、二階席にテーブルがある。二階席は5〜6卓くらい。

メニュー。老北京小吃と書いてあるところが北京料理だ。北京には何回か行ったことがあるけど、初めて見る料理も多くてテンションがあがる。

まずは青島ビールで乾杯。どうせなら燕京ビールが飲みたかったけど日本では見たことないよなぁ。冷菜は老北京毛肚(センマイの北京式胡麻和え)!センマイのこりこりした食感とゴマダレの相性抜群。

紅燜羊肉!ラム肉を腐乳で煮た料理。肉がほろほろになるくらい柔らかくて酒が進む。

炒肝。モツ肉のトロミ煮。中に大腸が入っている。結構クセがあると聞いていたけど、そこまでじゃなくて食べられた。濃いめの料理が続き、白酒が欲しくなってきたので二鍋頭を注文!

二鍋頭と一緒に食らうのはこちらもモツ煮の滷煮火焼!こちらも北京名物で後輩が留学中に食べていたという思い出の食べ物の一品。色んな部位のモツが入っていて、美味しかった。

そしてその右側にあるのが豆汁。豆乳を発酵させたスープで、字面だけだと美味しそうに見えるが、めちゃくちゃ臭い。以前、中国くいしんぼう辞典を読んだときに知った料理で試してみたいと思っていたけど、東京で食べられるとは。

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臭豆腐を初めて食べた時のことを思い出すクセありのスープだった。靴下を何日か置いた後のにおい。豆汁をひとすすりして、付け合わせの漬物を食べるのが北京スタイル。日本で豆汁が飲めるのはきっとこの店くらいしかなさそうなのでぜひお試しあれ。

蔥爆羊肉!ラム肉とネギの炒め物。これはもう安定の美味しさ。豆汁の匂いを羊肉で打ち消してくれた。

四喜丸子。北京式肉だんご。こちらはクセがなくて食べやすい。

花椒の麻婆豆腐。花椒よ痺れと香りが効いた麻婆豆腐で最近食べた麻婆豆腐の中でも抜群に美味しかった。思わずご飯が欲しくなるやつ。

冬瓜湯。オーナーの孟さんが作ってくれた賄い飯。冬瓜と肉だんごが入った優しい味わいのスープ。その日限りの裏メニューもたくさんあるんだとか。

最後は包子!たくさん料理を食べたのにペロリと一個食べられてしまうのはなぜなのだろう。皮がもちもちしていて美味しい。

炒肝、滷煮火焼、豆汁など初めて食べる料理も多くてまた新たな世界が広がったのでした。次はぜひ北京で食べてみたいなぁ。

お店情報

場所はこちら〜

それでは再見~!